ツル取りボランティアの準備~くずってどんな植物?~(ZOOM)

恒例行事の「ツル取りボランティア」。

さいたま市にある見沼田んぼの保全事業として

桜の木に巻き付いた葛のツルを取るボランティアですが、今年は実施できそう!

 

ツル取りボランティアには、いろんな目的が含まれている楽しい行事です。

★実際に公共交通機関を利用し、教室から飛び出し、みんなでお出かけをする。

★自然に触れ、いろいろなものを五感で感じ、体験を増やす。

★自分たちが力を出すことで、「ありがとう」って言われる場をつくる。

 

次回の1127日はお天気が良ければ、そのツル取りボランティアに出かけようと企画中。

今日はその準備段階として、葛(くず)ってどんな植物なのか、

なぜその葛を取りに行くのか、取ってどうするか、など、次回の準備のための活動です。

 

葛に覆われた森や建物、木の写真を見てもらいながらおしゃべり。

「森みたいだけど、森じゃない」

「プリンセスがこの中で眠って、王子様をまっているのかな」

「ここに怖い生き物が暮らしている」

「あれ、これ、朝顔みたい。」「ツルがのびてる」などなど

 

葛という植物がどのぐらいの速さで成長し、どんな植物なのかみんなで確認します。

葛には太い根があって、その根を粉にしたらお菓子の原料にもなるんだって。

 

そんな話をしながら、次の活動で私たちがやることについて説明しました。

桜の木に葛のツルが巻き付いてしまったことで、桜の木が枯れてしまうそう。

なんとか私たちの力で桜の木を救いに行こう!

とったツルで、リースも作る予定です。

 

バスに乗ることがとっても楽しみな子ども達!

そして「うんとこしょ、どっこいしょ」ってみんなで力を合わせ

ツル取りするのを楽しみにしている様子。

 

コロナ禍で、ずっとZOOMでの活動だったので

対面で会えるのが何よりの楽しみです。

 

グループに分かれてからは、ツル取りボランティアの内容について確認したり

葛について調べたり、必要な勉強をしたり。

 

ブレイクアウトから帰ってきたD君が、葛をつかったスイーツを紹介してくれました。

みんなツルより、根を取りたくなってきちゃったみたい。



葛が一週間でとても成長するという話が印象的だったのか、Kちゃんは

「リースを作るけど、そのリースはもう伸びないよね?」と確認の質問が。

もう切ってしまうので、リースのツルは伸びません(笑)。

 

本やインターネットの情報で、「知識」として知っているだけではなく

実際に触れて、行動して、葛やツル取りがどういうものなのかを「体感」で知ってほしい。

次回はそんな機会になればいいなと思っています。

いいお天気になりますように!!