成長の記録(ZOOM)
今年度、初めての活動です。
幼稚園生が小学生になったり、小学生だった子が中学生になったり、
みんな学年が一つ上がりました。
今日は、毎年恒例の「今の自分」を書き残し、去年の自分と比べ、成長を感じる日。
用意してもらった紙に、①から④までの質問を書いてもらい、
「今の自分」の答えを記入してもらいます。
①
大きくなるってどういうこと?
②
最近できるようになったことは?
③
今、好きなこと、好きなものは?
④
今はまだできないけど、できるようになりたいことは?
①
の大きくなってどういうこと?という質問は難しい。
大人の方が、「うーん」と考え込んでしまいます。
2年生になったYちゃんも、「①ばん、難しくない?」と発言。
そうなの、難しいの!!
でも、「今の自分」が考える「大きくなる」っていうことを書いてくれればいいよ。
Yちゃんは「12さいとかになること」と書いていました。
そうかと思えば、中学生になったDくんは
「日本を支えるために働く」と答えていました。
この日はいつもより子どもたちとじっくり話す機会になりました。
話をすると、みんながしっかり考えられていることがわかります。
子どもたちが考えていることを話せる時間はとっても大事。
新しいクラスで友達を作るのも難しいという話になると、
「しゃべったら、友達になるよ」
「まず自分の好きなものを言って、相手の好きなものを聞いて、あ、俺も!って言えばいい。」とか、
「その時には、今マスクだから、目をにっこりさせる」とか、
子どもたちにコミュニケーションの極意を教えてもらいました。
「あぁ、大きくなったなぁ」と感じます。
「しゃべったら友達になる」というのは、
「しゃべったら友達になった」という経験をしなくては出てこない発言。
きっと、学校だけでなく、地球っ子の中でそういう体験をしているから、
自信をもって言えるのかなと感じます。
その都度の活動で子どもたちの成長は感じるけれど
1年前のみんなと比べることで、
できるようになったことが確実に増えていて、
漢字を多く使ったり、字がしっかりきれいに書けるようになったりしたこともわかり、
そして何より、考えていることが深く、複雑化していることもわかり、
成長を感じられました。
また1年後、みんながどう成長していくか楽しみです。
おおきくなるっていうことは、みんなの成長が楽しみになるってことかもしれません。