重心を探して工作しよう!(ZOOM)

暖かくなってきて、窓をあけ風を通すことが多くなってきました。

今日は、風にゆらゆら揺れる工作です。

 

まず2本の鉛筆を用意しました。



長さの真ん中に印をつけました。

赤鉛筆は、まだ削っていないので、長さの真ん中を指で支えるとバランスが取れます。

でもピンクの鉛筆は削ってあり、消しゴムが付いています。

長さの真ん中を指で支えたら、バランスが取れるかな?

 

削ってあるし、消しゴムが付いているから左右の重さが違い、

真ん中ではバランスがとれません。

でも、鉛筆を左右の人差し指に乗せ、ゆっくりゆっくり人差し指同士を近づけていくと

指がくっつく点があります。

くっついた点がバランスが取れる点なんです。

 

こうやってゆっくり指を動かし、重心を探していけば

どんなものでも指一本で物が支えられるよ。

 

みんな家の中から長いものを持ってきて指一本で支えられるか、やってみよう!


「重心、見つけられた!」


みんなだんだん早く重心が見つけられるようになって、

指一本で支えながら上下させたり、「左手でもできるよ!」「小指でもできる!」など

重心見つけ名人に(笑)。


重心が見つけられるようになったら、工作です。

まず折り紙で魚を作ります。

 

割りばしに糸を結び付け、作った魚をテープで貼ります。

重心を探して、つるすための糸を上に付けよう。

 


ここまでできたら基本は完成。

ここからどんな風に作っていこうか?

 


「折り紙の作品は、立体でもいいのかな?」

「糸を長くしたらどうなるかな?」

「割りばしを交差させたらどうなるかな?」

 


それぞれの工夫あふれる作品の完成!

風に揺れる姿を楽しんでね。


教科書で出てくるような「重心」や「立体」なども

こういった活動を通し繰り返し口にすることによって、概念を理解し、習得していきます。

本当は難しい内容なのでしょうが、

学校で勉強するときに「あぁ、あの時のあれが重心か!!」と

腑に落ちるような楽しい体験を、今はたくさん増やしていきたいです。


この活動はこちらを参考にさせていただきました。

山梨県立科学館 https://www.youtube.com/watch?v=ntYjiJm1a68