なかゆび何本分?(ZOOM)

今日はまず、ゴリラの実物大の手の大きさと人間の手の大きさを比べました。

「動物園で見たことある〜」

「理科の授業で見たよー!」

「おー、足大きい!」

 

先々週のお出かけで大宮公園小動物園に行ったね。どんな動物がいたかな?

今までどんな動物を見たことがあるかな?

ダチョウ、ハイエナ、ホワイトタイガーなどなど、いっぱい名前があがりました。


小さい動物は?という質問に真っ先に出た答えは、「フクロウ!」

フクロウもダチョウと比べたら小さいね。

フクロウより小さい動物は?

「ノミ!」「ネズミ!」

小さい動物、たくさんいるね。どのくらいの大きさだろう?

中指を使って測ったら、中指何本分かな?


まず中指を測ってみよう!


そこから、自分の中指と同じ長さのものを家の中から探して持ってこよう!という話に。

スマホの横、ポケットティッシュ、シャー芯のケースなどなど、

みんないろんなものを持ってきました。


 

その後、グループに分かれてそれぞれ活動してから、全体で発表しました。

・中指の長さの2倍、3倍、2分の1のものを見つけたグループ

5倍のものを見つけたグループ

・机の縦、横、高さを測ったグループ

・グループ全員の中指の長さの平均を出したグループ

各グループでいろいろな活動をしました。

平均の長さを計算中

 

途中で、Fくんから

「反則かもしれないけど、左の中指と同じ長さの物、もう見つけちゃったよ」と発言が。

「右の中指!!」というので、早速みんなで比べてみると、

「え、右と左の指の長さ、同じじゃないよ」

「左の方が長い!」「え、僕は右の方が長い」「おなじだよ!」

確かめてみると、みんないろいろでした。

「じゃ、長いほうが利き手なんじゃない?」と新たな説をF君は出してくれましたが

一概にそうとも言えない。


でも、長さからいろいろなことに仮説を立てて、実際に測ってみる。

子どもの頭が活発に動いている証拠ですね。


興味を持っていろいろなものの長さを自主的に測る、
cmとmmとmの違いを体感をもって実感する、
2倍、3倍、2分の1がどれぐらいになるか計算する、
長さのあたりをつける、
平均を出す、
など算数につながる内容を楽しく学べた活動でした。