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11月8日の活動

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はじめましての人もいたので、小さい紙に自分を紹介する文字や絵を描いてもらいました。 それを見せながら、自己紹介。 「この絵、何かわかる??」「絵、上手だねー」 「あ、私もチョコレート好き!」などなど話がはずみます。 バドミントンが好きな人が多かったようです。 今度バトミントン大会をやってもいいね。   そのあとはグループにわかれて。 ママのグループ、学校の勉強のグループ、紙コップ工作グループなど、数字ゲームグループ。 多世代、多国籍。 いろいろな人と日本語で、わきあいあいと交流できました。

10月25日の活動

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急に寒くなってきました。 今日は年に数回のオンラインの活動でした。 いつも公民館の部屋がいっぱいになりますが、 この日はこぢんまり、ゆっくり話すことができました。   フィリピンの果物の話は興味深く 緑のタマリンドは頭が痛くなるほどすっぱい!だから塩をつけて食べる!とか 柿の皮はむく?むかない?など、 国籍ではなく、個人個人で違うことも話せて面白かったです。 そのほかにも、グループに分かれて勉強したり、話したり。 いつも日本人が話をリードするだけでなく 外国出身の人がみんなに質問したり、会話をリードしたりすることも地球っ子の日常。 いろいろ話していくと、 「なんで??」って聞きたくなることがたくさん出てきます。 おなじって嬉しい、ちがうって楽しい!ですね。

10月11日の活動

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すっかり秋めいてきました。 教室活動をしている公民館では文化祭があって、午後はお出かけする予定でしたが あいにくの雨。残念ながら、中止としました。   午前中はいつも通りの活動。 この日は学校がある子どもたちもいて、いつもよりはこぢんまりとした人数でした。   とはいえ、全員分の名前を覚えるのはなかなか大変。 久しぶりに、 「〇〇です。」 「〇〇さんの隣の、△△です」 「〇〇さんの隣の、△△さんの隣の□□です」自己紹介を。 宿題をやったり、日本語を勉強したり、興味のある石を研究したり。 グループには分かれていますが、流動的。 石の研究チームは、誕生石の存在を知ると、 みんなに誕生日を聞いて、それぞれの誕生石を教えてあげていました。 勉強の合間にぽつりぽつり出てくる会話に、すごく大切な問題が潜んでいます。 子どもたちは悩んでいないかもしれないけど、なんとなくひっかかっていたり そういうものなのかなと思ってしまっていることに対して 大人たちが「それはおかしい!」というメッセージを発信。   自分たちの味方になってくれる人がいること、 世界は今、自分がいる限られた場所だけではないことが 子どもたちに伝わったらいいな。 誕生日を聞いていくうちに、もうすぐ誕生日の人がいることが判明! モールの花束でお祝い。お誕生日おめでとう!

9月27日の活動

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宿題や勉強をしたり、日本語でおしゃべりしたり みんなで今日も楽しい時間を過ごしました。 教室内のあちらこちらから、楽しそうな笑い声があがります。 「日本語を勉強しましょう!」では、なかなか発話に結び付かなかったり、 勉強したその文型、いつ使うんですか?ってなったりしますが 自然な会話や活動の中では、こんな状況の時にこんな言い方をすればいいのか!というのが ストンとみんなの中に落ちていきます。 こんなカラフルな文化や背景を持つ人たちが、 日本語で交流しながら 安心して学び合える時間・場所って大切だなって改めて感じます。

9月13日の活動

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新たな参加者もいて、この日もにぎやかです。 相変わらずわちゃわちゃし過ぎているけど、 参加しているみんなが、誰かに何かをしてもらおうということではなく、 自分がどうすれば楽しくなるか、他力本願ではなく、 みんなが自主的にこの場で楽しもう、学ぼうとしている様子が見て取れます。   少し日本語ができる人が、勉強し始めの人に やさしい日本語で質問して会話を楽しんだり、 子ども同士で数学を教え合ったり、 日本人がいなくても、グループを作って共通語である日本語で会話を楽しんだり、 誰が教える人・教わる人という感じが見えず、みんなで作っている場所のように感じます。   七里の終わりの挨拶が終わった後、 バングラデシュのMさんが大きい声で、 「今日、楽しかった人~???」とみんなに聞きながら 一番元気よく「はーい!」と言っていたのも印象的でした。   そして今日の植竹では、 当時 9 歳だった少年が 21 歳になり、久しぶりに教室に参加してくれました。 中学生の因数分解を一緒に考えてくれたり、 彼の出身中学が子どもたちの通っている中学校なので、 おしゃべりしながら、今の学校生活との違いを話してくれたり 子どもたちといい時間を過ごしてくれました。   新しい参加者がいて、一番小さかった子がお兄さん・お姉さんになり、 今まで自分がやってもらってきたことを思い出し、優しく接してあげたり みんなの成長をいたるところで見ることができます。 こうやってバトンが受け継がれて、 みんなでつくる場所が継続していけるとすてきだなぁと感じます。

夏休み最後の活動

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この日は夏休み中の最後の活動日。 終わっていない宿題を終わらせるように、みんな頑張りました。 数学の問題や、江戸時代末期のまとめ、日本語の宿題や英語の勉強。 友達同士で教え合う姿も見られました。   2 学期から学校に入る子どもたちも 少しずつ日本語での会話に慣れてきたようです。 いきなり日本語の海に放り投げられるより、 夏休み中、プレスクールのように日本語に触れられる機会があると安心感が違いますよね。   2学期もいよいよ始まります!

磁石と紙コップ

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この日の七里は初めての人を迎えての活動。 はじめまして!で互いのことを聞いたり、話したり。 スマホの写真を見せながら話すと、 「これ何?」「これ、誰?」など興味がわいて 会話も活発になります。 2 学期から小学校・中学校に編入する子どもたちは、 少しずつ日本語の環境に慣れてきた様子。 大人たちはわいわい楽しそうに話していました。   植竹では、まず絵本『くっついた』の読み聞かせから。 その後は、磁石をもって、 部屋のあちこちにつけて歩いて「くっついた!」「くっつかない!」 なんでこれにはくっついて、これにはくっつかないんだろう。   そこから磁石の魚釣り。 お兄さんは魚の裏にかかれた得点の集計を買って出てくれました。 最後には紙コップでお城を作り、マグネットでデコレーション。 こんな活動を一緒にしていると、 「見て」「ダメ」「ちょっと待って」などのことばがストンと入ります。 そして、順番を待つとか、みんなで遊ぶとか、 自分の意見を時には我慢して一緒に遊ぶことができるようになってきました。   紙コップでお城を作る時、こんなやりとりがありました。 紙コップを下から積み重ねるとき、一つずつ数を減らして積み上げたい。 紙コップは 36 個ある。 一番下は何個並べればいいか?というのを考えた時、 N くんが 36 ÷ 2 をしようと言い始めました。 なんで?と聞くと 6 個の場合、下から3個,2個,1個で積み重ねればきれいに並べられる。 6 個のうち、半分の 3 個を一番下に置いたから、 今回も 36 個の半分の 18 個を置けばいい…という理論。 でもやってみると、あれ、うまくいかない。   この後、大人が動き出します。 インドの大学で数学の先生をしていた M さんもみんなで頭を悩ませました。 上から考えればできるけど…などなど、 大人が一生懸命やっている様子を見るのも、子どもにとって楽しい時間でした。 磁石と紙コップだけで、こんなに盛り上がるとは!! 誰かが答えを教えてくれるんじゃなく、 みんなであぁでもない、こうでもないと意見を交わすことがとっても楽しい時間です。