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9月27日の活動

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宿題や勉強をしたり、日本語でおしゃべりしたり みんなで今日も楽しい時間を過ごしました。 教室内のあちらこちらから、楽しそうな笑い声があがります。 「日本語を勉強しましょう!」では、なかなか発話に結び付かなかったり、 勉強したその文型、いつ使うんですか?ってなったりしますが 自然な会話や活動の中では、こんな状況の時にこんな言い方をすればいいのか!というのが ストンとみんなの中に落ちていきます。 こんなカラフルな文化や背景を持つ人たちが、 日本語で交流しながら 安心して学び合える時間・場所って大切だなって改めて感じます。

9月13日の活動

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新たな参加者もいて、この日もにぎやかです。 相変わらずわちゃわちゃし過ぎているけど、 参加しているみんなが、誰かに何かをしてもらおうということではなく、 自分がどうすれば楽しくなるか、他力本願ではなく、 みんなが自主的にこの場で楽しもう、学ぼうとしている様子が見て取れます。   少し日本語ができる人が、勉強し始めの人に やさしい日本語で質問して会話を楽しんだり、 子ども同士で数学を教え合ったり、 日本人がいなくても、グループを作って共通語である日本語で会話を楽しんだり、 誰が教える人・教わる人という感じが見えず、みんなで作っている場所のように感じます。   七里の終わりの挨拶が終わった後、 バングラデシュのMさんが大きい声で、 「今日、楽しかった人~???」とみんなに聞きながら 一番元気よく「はーい!」と言っていたのも印象的でした。   そして今日の植竹では、 当時 9 歳だった少年が 21 歳になり、久しぶりに教室に参加してくれました。 中学生の因数分解を一緒に考えてくれたり、 彼の出身中学が子どもたちの通っている中学校なので、 おしゃべりしながら、今の学校生活との違いを話してくれたり 子どもたちといい時間を過ごしてくれました。   新しい参加者がいて、一番小さかった子がお兄さん・お姉さんになり、 今まで自分がやってもらってきたことを思い出し、優しく接してあげたり みんなの成長をいたるところで見ることができます。 こうやってバトンが受け継がれて、 みんなでつくる場所が継続していけるとすてきだなぁと感じます。

夏休み最後の活動

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この日は夏休み中の最後の活動日。 終わっていない宿題を終わらせるように、みんな頑張りました。 数学の問題や、江戸時代末期のまとめ、日本語の宿題や英語の勉強。 友達同士で教え合う姿も見られました。   2 学期から学校に入る子どもたちも 少しずつ日本語での会話に慣れてきたようです。 いきなり日本語の海に放り投げられるより、 夏休み中、プレスクールのように日本語に触れられる機会があると安心感が違いますよね。   2学期もいよいよ始まります!

磁石と紙コップ

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この日の七里は初めての人を迎えての活動。 はじめまして!で互いのことを聞いたり、話したり。 スマホの写真を見せながら話すと、 「これ何?」「これ、誰?」など興味がわいて 会話も活発になります。 2 学期から小学校・中学校に編入する子どもたちは、 少しずつ日本語の環境に慣れてきた様子。 大人たちはわいわい楽しそうに話していました。   植竹では、まず絵本『くっついた』の読み聞かせから。 その後は、磁石をもって、 部屋のあちこちにつけて歩いて「くっついた!」「くっつかない!」 なんでこれにはくっついて、これにはくっつかないんだろう。   そこから磁石の魚釣り。 お兄さんは魚の裏にかかれた得点の集計を買って出てくれました。 最後には紙コップでお城を作り、マグネットでデコレーション。 こんな活動を一緒にしていると、 「見て」「ダメ」「ちょっと待って」などのことばがストンと入ります。 そして、順番を待つとか、みんなで遊ぶとか、 自分の意見を時には我慢して一緒に遊ぶことができるようになってきました。   紙コップでお城を作る時、こんなやりとりがありました。 紙コップを下から積み重ねるとき、一つずつ数を減らして積み上げたい。 紙コップは 36 個ある。 一番下は何個並べればいいか?というのを考えた時、 N くんが 36 ÷ 2 をしようと言い始めました。 なんで?と聞くと 6 個の場合、下から3個,2個,1個で積み重ねればきれいに並べられる。 6 個のうち、半分の 3 個を一番下に置いたから、 今回も 36 個の半分の 18 個を置けばいい…という理論。 でもやってみると、あれ、うまくいかない。   この後、大人が動き出します。 インドの大学で数学の先生をしていた M さんもみんなで頭を悩ませました。 上から考えればできるけど…などなど、 大人が一生懸命やっている様子を見るのも、子どもにとって楽しい時間でした。 磁石と紙コップだけで、こんなに盛り上がるとは!! 誰かが答えを教えてくれるんじゃなく、 みんなであぁでもない、こうでもないと意見を交わすことがとっても楽しい時間です。

夏休みが始まりました

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暑い日が続いていますね。  きょうは、夏休みが始まって最初の活動でした。七里ではまず勉強の時間です。      夏休みの宿題を持ちより、みんなで話しながら進めていきます。 「これどうやったらいいかな?」「わたしのときは、こうやったよ。」 「読書感想文用の本、何読んだらいい?」 それから、みんなで質問ゲーム!それぞれ紙に好きな動物・果物を書いて、同じ答えの人を探します。   「わたし、パンダが好き」「わたしも!」「わたしは羊ー。」「羊もかわいいよね。」 みんな、楽しそうに話していましたよ。 午後、暑い中ですが、植竹にもたくさんの人が参加してくれました。 勉強を教えあうグループや日本語を勉強するグループなどにわかれて、それぞれ取り組みます。みんな、がんばってる!   あれ、ここでは何をしてるのかな? 小麦粉ねんど!すてきな作品がたくさんできました。 まだ暑い日が続きそうだけど、元気に夏を楽しもうね!

みんなでつくる場所

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今日もにぎやかでした。 七里では最初、グループに分かれて日本語でおしゃべりしたり、宿題をしたり。 最後にみんなで「ことばクイズ」を解いたり、クイズを考えたりしました。   植竹も最初はグループで勉強の時間。 教科の学習や、多言語神経衰弱をするグループ、 日本語を学ぶグループ、日本語で遊ぶグループなど、いろいろです。 地球っ子では日本人が教える!ではなく、 R さんが子どもたちと遊んでくれたり、 M さんが日本語会話グループの中に入ってサポートしてくれたり 本当にみんながつくっている場所だなと感じます。 最後に、「誕生日はいつですか?」を聞き合って、 1 月から 12 月まで一列に並んでみよう! 「え、二日前、誕生日だったね。」「おめでとう!」 「もうすぐ誕生日だね」「おめでとう!」 みんなでひとつの話題で交流できる時間も貴重ですね。 

にぎやかな空間

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七里も植竹も新たな参加者がいて、にぎやかな会となりました。 グループに分かれ、宿題やベトナム語講座、日本語でおしゃべりなどして過ごし 最後に全体の時間をつくりました 。   七里の終わりには、この季節と言えば「かたつむり」。 みんなのことばで、カタツムリってなんていうのかな?と聞いたり、 カタツムリの絵を描いてみよう!ということで何も見ないで絵を描いたりしました。   いろんなカタツムリ…。 目も口もあって、角のようなものがあるカタツムリ。 角が目になっているもの。   その後はみんなで調べ学習。 「あー、これは目だった!!」 「え、この小さい手みたいのは何?」「鼻みたいなものらしい」「鼻???」 「口がある!」「カタツムリって何を食べるの?」   大人も子どもも自分の考えをたくさん表現し合いました。 誰も正解を知らないところに面白さがあるし、 みんなで疑問、仮説、調べた結果の共有ができるところが 「学び」につながっていきますね。   植竹では、多くの初めましての人がいたので、 名前を呼んだら返事&自分の国の言葉で「こんにちは」を言ってもらうことに。 いろいろな返事の仕方、挨拶が聞けました。